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[カテゴリー] プラント設計
プラント配置計画
工場配置計画の共通事項
工場配置計画及びプラント配置計画、の要点を解説します、設計から工事まで大きく影響する骨子でもあり
最初からキモであり鍵でもあり又おくの深い実務でもあります。
新規計画と増設ではその制約に違いがあります、
しかし、基本的な部分では共通部分も多数ありますので、そちらも加味した状態で進めます、
配置計画設計には、すでに処理または生産するための計画数値(設計値)、
フローシート、物質収支(マテリアルバランス)、配管、ダクト、ユーティリティーなどが
図面としても出来ていることが前提となります、
建築計画図もしくは建築図が必要ではありますが、機器のサイズ、配管ルート、物量などがあり、
敷地の形状を含めた条件等加えることで建築計画を固めていく方法も取られています、
機器の収まり具合を想定するならば、むしろ順番は機器配置のたたき台を基準にそれらを囲う建屋
が決まるのも又必然です。
おおかたの場合、敷地形状、東西南北、建築面積、容積などに合わせ、
建築基準法、完成後運用するための、搬入、搬出、隣接道路など、種々の条件が錯綜します。
この中で、出来うる最良の結果が求められます。
大きくわけて、材料搬入⇒投入⇒途中ライン⇒製品搬出の最も標準的なパターンを前提として進めます、
機器配置の設計にあたり単に「並べる」という観念ではありませんので、留意が必要です。
機器配置のトラップ要素について順番にお伝えします。配置の手順に起因しますので
フローシートの流れで配置をしていくと途中で行き詰まるケースがほとんどです、(あくまでも留意するという意味ですが)
2)投入側と搬出側双方から配置を仮に組んでみます、(初期段階では、CADのコピー、移動程度でいいです)
3)途中の処理ラインによりますが、平面だけではなく立面方向(階高)にも機器を置く必要がある場合がほとんどだと思います、
(5)具体的な考察に入ります、ここで気を付けるべきトラップについて、
1)機器間をつなぐコンベア、スクリューの乗り継ぎ角度、やむなし急傾斜は、抜本的に前段階に戻って検討し直す、
結果が出なくても、戻って検討し直します、これを省略してで先に進むと、最終的に円滑な操業が出来ません、
しかし、このパターンにはまる例が非常に多いのも事実です
(6)スクリューコンベア、ベルトコンベアは特に傾斜させることのデメリットが明らかであります、
ちなみに、ベルトコンベアに関しても、角度が上がると平ベルトでは搬送できなくなるため、クライマーと呼ばれるヒレが必要になってきす。
このデメリットを少し、説明致します、ヒレをつけることにより、リターンローラが一本ものではなくディスク構造になり、機械高さが長くなり
ます、いわゆる配置上の乗り継ぎ高さが必要になります、更には、コンベアヘッドのプーリーにつけるべきクリーナーもつけられなくなりこぼれ
放題とベルトにも悪影響を及ぼします。
この件一つとってみても、初期段階の機器配置がいかに重要か容易に理解出来るでかと思います。
(7)搬出側に位置がロックされてしまう(位置がここしか無いという状況)場合、
機器配置はこの搬出側から逆算します、そして、ここで重要な手順は平面が足らなければ、階高に移ったりします、
問題はここから、階高につなぐコンベア角度が必然的に急傾斜になりますので、徐々に本数を増やして1本あたりの傾斜角度を
おとす方法もありますが、動力Kwも増えます、全てにおいて影響が連鎖します。
方法の一つとして、垂直ケースコンベアを視野に入れてください、ただし、搬送能力が著しく減りますので、コンベアの断面形状を
検討する必要が出てきます、メンテナンス、交換部品が多くなりますので、ランニングコストは増大します、
総じて、ポイントとしてはとにかく平面の広がりを出来るだけ有効利用出来るように、あらゆる検討が必要です。
1)作業及び人的通路の確保、(動線と呼んでいます)最も最優先される「安全」です。
2)配管とバルブ類の位置高さ、ダクト等の通過位置及び高さ、
3)バグフィルターは面積、高さ、サイクロンは高さを必要とします、屋内か屋外かの検討があらかじめ必要です。
4)排風機の最大のネックは、騒音振動、温度上昇です、間仕切りが必要な場合も念頭に置いて下さい。 5)点検歩廊はここで動線を考慮してください。
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製缶設計製造据付
配管計画
最初からキモであり鍵でもあり又おくの深い実務でもあります。
新規計画と増設ではその制約に違いがあります、
しかし、基本的な部分では共通部分も多数ありますので、そちらも加味した状態で進めます、
配置計画設計には、すでに処理または生産するための計画数値(設計値)、
フローシート、物質収支(マテリアルバランス)、配管、ダクト、ユーティリティーなどが
図面としても出来ていることが前提となります、
建築計画図もしくは建築図が必要ではありますが、機器のサイズ、配管ルート、物量などがあり、
敷地の形状を含めた条件等加えることで建築計画を固めていく方法も取られています、
機器の収まり具合を想定するならば、むしろ順番は機器配置のたたき台を基準にそれらを囲う建屋
が決まるのも又必然です。
おおかたの場合、敷地形状、東西南北、建築面積、容積などに合わせ、
建築基準法、完成後運用するための、搬入、搬出、隣接道路など、種々の条件が錯綜します。
この中で、出来うる最良の結果が求められます。
配置計画の手順
大きくわけて、材料搬入⇒投入⇒途中ライン⇒製品搬出の最も標準的なパターンを前提として進めます、
機器配置の設計にあたり単に「並べる」という観念ではありませんので、留意が必要です。
機器配置のトラップ要素について順番にお伝えします。配置の手順に起因しますので
フローシートの流れで配置をしていくと途中で行き詰まるケースがほとんどです、(あくまでも留意するという意味ですが)
2)投入側と搬出側双方から配置を仮に組んでみます、(初期段階では、CADのコピー、移動程度でいいです)
3)途中の処理ラインによりますが、平面だけではなく立面方向(階高)にも機器を置く必要がある場合がほとんどだと思います、
(5)具体的な考察に入ります、ここで気を付けるべきトラップについて、
1)機器間をつなぐコンベア、スクリューの乗り継ぎ角度、やむなし急傾斜は、抜本的に前段階に戻って検討し直す、
結果が出なくても、戻って検討し直します、これを省略してで先に進むと、最終的に円滑な操業が出来ません、
しかし、このパターンにはまる例が非常に多いのも事実です
搬送機器との関係について
(6)スクリューコンベア、ベルトコンベアは特に傾斜させることのデメリットが明らかであります、
ちなみに、ベルトコンベアに関しても、角度が上がると平ベルトでは搬送できなくなるため、クライマーと呼ばれるヒレが必要になってきす。
このデメリットを少し、説明致します、ヒレをつけることにより、リターンローラが一本ものではなくディスク構造になり、機械高さが長くなり
ます、いわゆる配置上の乗り継ぎ高さが必要になります、更には、コンベアヘッドのプーリーにつけるべきクリーナーもつけられなくなりこぼれ
放題とベルトにも悪影響を及ぼします。
この件一つとってみても、初期段階の機器配置がいかに重要か容易に理解出来るでかと思います。
(7)搬出側に位置がロックされてしまう(位置がここしか無いという状況)場合、
機器配置はこの搬出側から逆算します、そして、ここで重要な手順は平面が足らなければ、階高に移ったりします、
問題はここから、階高につなぐコンベア角度が必然的に急傾斜になりますので、徐々に本数を増やして1本あたりの傾斜角度を
おとす方法もありますが、動力Kwも増えます、全てにおいて影響が連鎖します。
方法の一つとして、垂直ケースコンベアを視野に入れてください、ただし、搬送能力が著しく減りますので、コンベアの断面形状を
検討する必要が出てきます、メンテナンス、交換部品が多くなりますので、ランニングコストは増大します、
総じて、ポイントとしてはとにかく平面の広がりを出来るだけ有効利用出来るように、あらゆる検討が必要です。
工場配置計画の要点まとめ
1)作業及び人的通路の確保、(動線と呼んでいます)最も最優先される「安全」です。
2)配管とバルブ類の位置高さ、ダクト等の通過位置及び高さ、
3)バグフィルターは面積、高さ、サイクロンは高さを必要とします、屋内か屋外かの検討があらかじめ必要です。
4)排風機の最大のネックは、騒音振動、温度上昇です、間仕切りが必要な場合も念頭に置いて下さい。 5)点検歩廊はここで動線を考慮してください。
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配管計画