[カテゴリー] 配管設計
配管計画 手順

プロセス設計
プロセス設計の要素について解説します。
設備機器の仕様:薬品の反応が関係する場合や関係しない場合など、化学的収支、機械的収支、熱収支などの計画数値の把握。
薬品の反応が関係しない場合は熱収支、液体の種類、流量が主体になります。しかし、初期のプロセス計画においてはその内容に左右されることとなり計画数値など細部にまで検討を要します。冷却配管、熱交換器などの仕様、排水量とその流れと機器を総合的に把握検討します。
次章のPFD、P&IDの有無とは前後することもありますが、これらに、書き込み及び検討作成をしながら組んでいき進めることもあります。
PFD
PFD(プロセスフローダイアグラム)の役割と計画における位置付けについて、おおまかには、熱収支や物質収支の表示が役割で流量、圧力、温度、必要に応じて配管径や流速などが記入されます。
プロセスの具体的な収支が表現できるところです。PFDを活用していくうえでメリットと言えるのが、後のP&IDに入ってからでは、計画の変更や再検討が容易ではなくなり色々な意味で混乱をきたしますので、このあたりの決定と確認はPFDの段階で済ませておくということです。
プラント機器配置も少なくともこのプロセスフロー以前の段階で出来ていることが条件になります。プラントの完成に向けてこの一つ一つが良いも悪いも積み重なるということです。
P&ID
別名 配管計装図ともよばれています。配管計画が本ページの重要テーマになっていますのでその計画作業の流れのなかでP&IDの役割と活用の仕方について説明します。
- 配管フロー図として:機械設備の番号整理、機器間の配管の流れはもとより計画プロセスに対して矛盾がないか何度も見直すことになります。
- 制御システム:計装システムをその制御別に把握し又は組み直し及び再検討など出来たものを基準として使う前に大事な手順と手間をかけているものだということであり、プロセス設計を見渡せることです。
- 配管の詳細と配管クラス:バイパス、循環などが表示されるということは、配管クラスの一覧的な役割があり配管サイズと配管材質、識別番号もしくは整理番号などの詳細情報を含め管理面のデータとしても重要になります。
配管クラス

配管クラスの種類分けについて:プラントの配管を圧力と材質区分で分け、材質と径と肉厚Sch.Noを含んだものをグループとしてまとめることをいいます。さらにライン番号順に整理することが出来ます。
このなかには、圧力や温度による接続パーツも含まれ、フランジの規格も重要な要素として入ります。後述の配管リスト作成のデータ要素として組み込みます。
配管リストの作成
配管リストの作成は主にP&IDによるよころが大きく、長さなどはアイソメ作成と平行して行うところが一般的です。理由は配管レイアウトが整備され、それによるアイソメ図によって実際の配管の所要長さがでます。
配管レイアウトの平面と立面断面で全てカバー出来ていればいいのですが、実際にはそうはいかない現実があります。実務としては、ソフトツールを使うケースも増えてはいますが、EXCELで表形式の作成が最も多いと思われます。
配管クラスからのデータが基本になりますが、リストの編集ににおいて大事なポイントは、リスト作成に入った時点で、調達を考慮していることになりますので購入手配の優先順をコンポーネントとして整理する項目を設けます。いわゆる、現地搬入の優先順が重要な留意点にもなりますので。
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